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写真石版明治書画帖』抜刀隊戦死者七回忌 有栖川宮 幕三舟 松平,写真石版明治書画帖』抜刀隊戦死者七回忌 有栖川宮 幕三舟 松平,白虎隊士末裔＠東京 on X: 『写真石版　明治書画帖』　編緝兼発行:長尾景弼　印刷者:香山秀吉　石版画103点　明治24年　明治16年に無綴木版画で発行された『弔・警視庁抜刀隊戦死者 第壱回慰霊祭 献詩歌集』を明治24年に写真石版で復刻した『写真石版　明治書画帖』です。各葉の左側に書誌が印刷されており、当初無綴で発行された後折帖仕立にされ桐板の上に「先影帖」の題箋が貼られたようです。抜刀隊は、明治10年の西南戦争最大の激戦、田原坂の戦いに投入された警視隊選抜白兵戦部隊で、多くの死傷者を出しながら田原坂を制圧し政府軍進軍の突破口を開きました。この抜刀隊の田原坂での戦いは当時の国民の琴線に触れたようで、軍歌や民謡にも歌われました。当時の世論を背景にこの書画帖には、征討総督の有栖川宮熾仁親王らの揮毫3幅が掲げられ、ついで皇族、華族、政治家、軍人、官吏などの公人、国学者、漢学者、啓蒙思想家、歌人、俳人、画家、書家などの文化人、併せて100人の献書画が収録されています。(写真20に103点の作者氏名を記載)特に特徴的なのは女性の作品が10点収録され、また勝海舟などの幕臣、松平容保と会津藩士、大槻文彦などの仙台藩士の書が収録されていることです。警視隊や抜刀隊で多くの戦死者を出した会津や仙台にとっては抜刀隊は朝敵の汚名を雪ぐものでした。明治中期の世の中の雰囲気や人気の文化人、抜刀隊に書画を捧げた人々が分かり歴史的にも文化史的にも貴重な超レア本です。なお、発行の長尾景弼は明治前期の巨大出版元:博聞社を経営するメディア王で、印刷者の香山秀吉は石版美術印刷で有名でした。《主な身分・職業など:独自》皇族5/華族11/政治家4/官僚4/軍人7/歌人9/俳人7/画家8 /書家10/国学者5/漢学漢詩11/学者8/幕臣6/会津3■状態■上桐板、下杉板、本紙に虫食い跡、本紙に折癖ある箇所があります。図版は経年を感じさせず綺麗です。(写真を参照願います)古本です。ご理解の上ご検討願います。■サイズ■縦25×横33.5×厚4cm(62.5) 1348g宅急便、リユーズ品簡易包装での発送です。#本 #石版 #明治 #書画帖 #長尾景弼 #香山秀吉 #警視庁 #抜刀隊 #西南戦争 #田原坂